和風総建築

和風総建築について

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悲観的な見通し
思いがけない神武景気のあとであったことから、もう神武景気のような好況は訪れることは絶対にないだろうという意見が大勢を占めた。「なべ底景気」というのは、不景気の長期停滞状態を予想した悲観的な見通しから名づけられたものである。ところがその「なべ底景気」も1年で終息し、昭和33年の後半から再び好況が訪れたのである。その好況は36年まで続き、神武景気をしのぐ好景気という意味で「岩戸景気」と呼ばれた。「岩戸景気」は、日本の生産構造を完全に変えたのだった。この時期に第1次産業のウェイトが低下し、第2次産業が急上昇している。そして、この景気を境に消費者物価も上昇した。昭和35年11月の総選挙に際して、ときの首相.池田勇人は自民党のテレビ演説で次のように語っている。「わが党がみなさまにお約束することは、まず第1に社会保障の充実、第2に1000億円以上の減税、第3に経済繁栄政策。この3つを必ず実行いたします。私は嘘は申しません」この「私は嘘は申しません」は、当時の流行語となっている。この公約を果たすために翌年の12月の閣議で、国民所得倍増計画が決定された。昭和36年から昭和45年までの10年間で、GNPを13兆円から26兆円に倍増し、1人あたりの国民所得も10年後には20万8000円に倍増する。

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自分の国や土地

「自分の国や土地、自分が足を着けているこの大地のことを、もっと知りたい」という思いを持つようになって、民俗学というものに関心を持つ方は多いかもしれない。「民俗学」というと堅苦しく思われるかもしれないが、原典のような感じで、その土地、風土などを知ることができて面白い。自分が住む土地以外の地域、たとえば沖縄なら沖縄の土地や人の成り立ちみたいなものがわかってくるし、そこに住む人たちの誇りというものも理解できるようになる。日本という国は、文化の中心が東京に集中しているように思われている。それにどっぷりと漬かっているうちに、私たちは「地方」、「地方文化」への理解を怠り、しいては軽視しているようになっている。そのくせ、「南仏プロパンスが憧れの土地」などと平気で口にする。日本の「田舎」は尊敬しないけれど、外国の「田舎」には妙な思い入れがあるなんて、ちょっとおかしい。多分に、テレビ等での南国バカンスの取材の影響もあるのだろうが。

土地は私たちの生命線

海外ではどの国でも、自分たちの田舎というものを一番誇りにしているし、その土地が自分たちの生命線だということをきちんと理解している。無論、都会に住む人達もだ。総じて住んでいる土地への愛着が高いといえる。私は、そういう「プライド」を持つことがとても大切だと考える。それは、いろいろな土地を本当の意味で知ることになるし、ひいては自分の生活について考えたり、見直したりすることにもつながっていく。民俗学を学んでいくと、今まで知らなかった地方の人たちが、それぞれ、子供の頃におばあちゃんに聞かされた昔話とか民話を持っていて、それを大切にしながら生きてきたという事が良く分かる。そのような事を知っていく内に自分の田舎に対する気持ちも変わってくる。自分が知らなかった郷土への興味がどんどん膨らんできて、故郷を再度旅して見直してみるのも面白そうだな、と思えてくる。外国志向を否定するつもりではないけれど、「海外、海外」と騒いでないで、たまには生まれ育った土地に目を向けるのもとても大切な事だと思う。

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