和風総建築

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新築住宅の供給
新築住宅の供給があるとしても、大規模開発ではなく、小規模な建て替えが中心になっている地域が好ましい。逆に、周辺が宅地化農地や広大な斜陽産業の工場用地などの未利用地が多い地域は、いっきに需給バランスが崩れる恐れがある。したがって、農地や市街化調整区域に囲まれた郊外のベッドタウンの将来性については、筆者は悲観的である。1見、発展している市街地のように見えても、外周部にいくらでも新規供給圧力があるからだ。いくらタウン内の街並みがキレイでも、住宅の価値は疑問筏だ。さらに、用心しなければならないのは、単に歴史的に都市一文化か形成されているといった点だけでは駄目な点だ。江戸時代から街道筋で歴史的に発展熟成した都市があったとしても、隣の都市までは距離が遠く、孤立し、周辺に土地が余っているところも多いです。このようなところは、ある程度は商店街、時には大きなデパートまで揃っているかもしれない。しかし、将来性は無いのである。市街地の中心部は確かに建て替え地域かもしれないが、15分も歩くと土地が余っているため、周辺に供給圧力があるからだ。全体として平均的に賃料の高い地域は確かに存在する。しかし、例えば、かの有名な…田園調布においても、閑静な住宅地で徒歩15分のところに1LDKのマンションを買っても、米たして価値はあるのか否か疑問なのだ。

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自分の国や土地

「自分の国や土地、自分が足を着けているこの大地のことを、もっと知りたい」という思いを持つようになって、民俗学というものに関心を持つ方は多いかもしれない。「民俗学」というと堅苦しく思われるかもしれないが、原典のような感じで、その土地、風土などを知ることができて面白い。自分が住む土地以外の地域、たとえば沖縄なら沖縄の土地や人の成り立ちみたいなものがわかってくるし、そこに住む人たちの誇りというものも理解できるようになる。日本という国は、文化の中心が東京に集中しているように思われている。それにどっぷりと漬かっているうちに、私たちは「地方」、「地方文化」への理解を怠り、しいては軽視しているようになっている。そのくせ、「南仏プロパンスが憧れの土地」などと平気で口にする。日本の「田舎」は尊敬しないけれど、外国の「田舎」には妙な思い入れがあるなんて、ちょっとおかしい。多分に、テレビ等での南国バカンスの取材の影響もあるのだろうが。

土地は私たちの生命線

海外ではどの国でも、自分たちの田舎というものを一番誇りにしているし、その土地が自分たちの生命線だということをきちんと理解している。無論、都会に住む人達もだ。総じて住んでいる土地への愛着が高いといえる。私は、そういう「プライド」を持つことがとても大切だと考える。それは、いろいろな土地を本当の意味で知ることになるし、ひいては自分の生活について考えたり、見直したりすることにもつながっていく。民俗学を学んでいくと、今まで知らなかった地方の人たちが、それぞれ、子供の頃におばあちゃんに聞かされた昔話とか民話を持っていて、それを大切にしながら生きてきたという事が良く分かる。そのような事を知っていく内に自分の田舎に対する気持ちも変わってくる。自分が知らなかった郷土への興味がどんどん膨らんできて、故郷を再度旅して見直してみるのも面白そうだな、と思えてくる。外国志向を否定するつもりではないけれど、「海外、海外」と騒いでないで、たまには生まれ育った土地に目を向けるのもとても大切な事だと思う。

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